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100万人の手洗いプロジェクト

2022年の活動報告

2010年からスタートした「サラヤ 100万人の手洗いプロジェクト」は13年目に入りました。2022年5月から2023年4月までの期間に行った活動の成果をご報告いたします。
このプロジェクトは、SDGsの17の目標のうち「3.すべての人に健康と福祉を」「6.安全な水とトイレを世界中に」「17.パートナーシップで目標を達成しよう」の達成に貢献することを目的に、ユニセフ・ウガンダ事務所を通じて、ウガンダの衛生環境改善活動を支援しています。
2022年度は、2021年に策定された「ウガンダ国家手洗い戦略2021-2025」をもとに、ウガンダ国内における手洗い習慣の定着を図る取り組みが本格的に展開された年となりました。

「ウガンダ国家手洗い戦略2021-2025」の普及と運用支援

2021年に策定された「ウガンダ国家手洗い戦略2021-2025」を、政府省庁、地区地方政府、地域団体などの関係者に普及する活動を実施しました。
この戦略を通して手洗い活動の普及率と効果の向上を実現するために、ユニセフは「石けんを使った手洗い全国啓発ツールキット」の開発を支援しました。このツールキットは、客観的な事実に基づいた資料やメッセージ集で構成されていて、各地域で応用することで、石けんを使った手洗いメッセージの効果的なコミュニケーションを促進します。
また、「石けんを使った手洗い全国啓発ツールキット」を用い、「I Wash, You Wash」をテーマとしたキャンペーンを実施しました。クオリティ・スーパーマーケットでは、1ヶ月半の間、カンパラの店舗で顧客に対し、石けん1個を購入するごとにカラモジャ地域の学校に石けん1個を寄付するイベントを展開し、最終的に22,000個の石けんを学校へ届けることができました。


写真協力:Cate Namyalo, April 2023/UNICEF Uganda

「世界手洗いの日」のイベント開催

10月15日の「世界手洗いの日」は、"Unite for Universal Hand Hygiene "をテーマに、ウガンダ南西部ムバララ県で記念イベントを開催しました。政府関係者、開発パートナー、地域団体、一般市民や生徒などが集まり、展示、清掃活動、手洗い劇、演説など多彩な啓発活動を展開しました。また、ラジオやテレビの情報番組やトークショー、ビデオドキュメンタリーなどで、手洗いの重要性を訴えるための施策が実施されました。

マスメディアを活用した全国キャンペーンの実施

11月〜2月にかけてテレビやラジオ、印刷物、ソーシャルメディアなどを使った全国的なマルチメディア・キャンペーンを実施しました。手洗い啓発メッセージを発信し、ラジオで300万人以上、テレビで420万人にリーチしました。

手洗い施設の整備と野外排泄撲滅への支援

15県において823のコミュニティを対象に、野外排泄撲滅を達成する支援を実施しました。標準的な衛生設備(トイレ)への改良・設置とあわせて、石けんを使った手洗いの普及と水場の設置を推進し、衛生的な生活環境の整備が進展しました。
コロナ禍で高まった手洗い意識は、時間の経過とともに減少傾向にあります。感染症から子どもを守るには引き続き、水・衛生インフラの整備と社会啓発の継続が必要です。今後は、行動変容を拡大する取り組みが求められており、民間企業やメディアとの連携をさらに強化します。