MENU

ニュースリリース


弊社が日本での活動をサポートしておりますスイス・ローザンヌに拠点を置く環境保全団体「レース・フォー・ウォーター(Race for Water)」財団が所有し、海洋プラスチック問題への啓発活動などを目的に世界を回る船「レース・フォー・ウォーター号」が、8月24日(月)より大阪に寄港しました


レース・フォー・ウォーター財団と海洋プラスチック問題


近年、プラスチックごみが海洋汚染や生態系への悪影響を引き起こしているとして、世界中で関心が高まっています。
海洋に関する環境保全団体「レース・フォー・ウォーター」財団は、2010年にスイスの起業家マルコ・シメオーニによって創設され、2015年に1隻のヨットで世界17か所を横断しながら、海洋プラスチック汚染に関する調査を行う『Race for Water Odyssey』プロジェクトを実施。プラスチックごみは海洋中や浜辺に広範囲に存在することを突き止めました。



プラスチックごみの蓄積を現した図 赤色部分が最も蓄積量の多い海域を示しています


レース・フォー・ウォーター号が大阪に寄港しました


上記の結果を踏まえ、さらなる実態調査などを目的とした第2の『オデッセイ』プロジェクトが2017年より開始されており、世界各地で海水を摂取し、海洋プラスチックや微生物の研究を行っています。また各国寄港地においては、現地の政府関係者や子供たちを対象とした啓発活動を実施しており、2020年3月から9月の期間で日本各地に寄港する予定です。

サラヤは1952年の創業時から人、そして環境を考え、天然素材を用いた商品づくりをコンセプトに、様々な商品開発・販売を行っており、海洋プラスチック問題に取り組む同財団の設立趣旨に賛同し、本プロジェクトにおける日本でのサポート活動を実施しています。

プロジェクトに参加する研究員たちが乗船する「レース・フォー・ウォーター号」は、太陽光や風力発電、また海水を真水から水素に変換し燃料電池に蓄電するなど、100%再生エネルギーなおかつ二酸化炭素排出ゼロで航海しています。




レース・フォー・ウォーター号 大阪寄港スケジュール


・8月24日(月)~8月31日(月)、9月2日(水)~9月3日(木)
大阪北港マリーナ (大阪府大阪市此花区常吉2-13-18)

・9月1日(火)
中之島ゲートパーク海の駅(大阪府大阪市福島区野田1-1)
レース・フォー・ウォーター財団をサポート(サラヤHP内)


※各ニュースリリースの情報は発表当時のもので、現状と異なっているものもあります。