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ニュースリリース


サラヤ株式会社(本社:大阪/代表取締役社長:更家悠介)は、茨城県へのコロナ禍における医療用資材の供給で紺綬褒章を受章しましたことをお知らせいたします。


サラヤは戦後まもない1952年、赤痢や疫痢などの感染症が流行する中、手を洗うと同時に殺菌・消毒できる日本初の「薬用石けん液」と「専用容器」の開発で創業しました。さらなる衛生的な社会活動の実現に向け、殺菌効果を高めた殺菌剤配合アルコール手指消毒剤の研究開発に取り組み、感染症対策が必要とされる医療施設や公衆衛生および食品衛生の分野で日本の衛生環境向上に貢献してまいりました。


関東工場(茨城県北茨城市)は2020年3月に竣工し、コロナ禍においてハンドソープやアルコール除菌スプレーなどの生産体制を需要拡大に対応してまいりました。また、当時大幅に不足した、アルコール手指消毒剤の寄付をはじめ医療用ガウンや防護服などの医療用資材の調達の協力において、茨城県への貢献が認められ、このたび紺綬褒章(※)が授与され、7月6日に、内閣府の代理にて茨城県 立地推進部 稲見部長より褒状の伝達を受けました。

なお、これまで速乾性手指消毒剤などの医薬品は伊賀工場(三重県伊賀市)にて製造してまいりましたが、供給能力の増強や事業活動マネジメントの強化、また災害などに対応した事業継続を目的として、2023年に関東工場内に医薬品製造工場の新設を計画しています。

引き続きサラヤでは、速乾性手指消毒剤など衛生製品の製造を通じて、地域や社会への貢献に取り組み、衛生向上に寄与することを目指します。


(※)紺綬褒章とは、公益のために私財を寄付し、功績が顕著な個人または法人・団体に対し、日本国政府より授与されるものです。


※各ニュースリリースの情報は発表当時のもので、現状と異なっているものもあります。