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ニュースリリース


サラヤ株式会社(本社:大阪/代表取締役社長:更家悠介)は、アフリカ・ウガンダにてソーシャルビジネスとして2011年5月に設立した現地法人サラヤ イースト アフリカ(SEA 代表:宮本和昌)の事業を本格化するにあたり、その現地活動を報告する「病院で手の消毒100%プロジェクト」を立ち上げ、WEBサイトを公開しましたことをお知らせいたします。


1952年の創業時、戦後間もない日本において薬用石けんと専用容器を開発し、手洗いを普及させたサラヤは、2010年からアフリカ・ウガンダでユニセフが展開する石けんを使った正しい手洗いの普及を支援する「100万人の手洗いプロジェクト」を開始。世界では石けんを使って正しく手を洗うことで100万人もの子どもたちの命が守られると言われています。同年秋からは対象となる衛生製品の売上げの1%を日本ユニセフ協会を通じてユニセフ ウガンダ事務所に寄付し、その活動を支援してまいりました。

しかしながら、ウガンダで手を洗うための十分な水を確保するのは困難であり、水道事情を改善させるには莫大なコストがかかります。そこで、微量で手指の殺菌効果が期待できるアルコール手指消毒剤に着目。JICA(独立行政法人国際協力機構)がウガンダで推進している病院の環境改善と衛生向上の5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)活動に連動し、JICAの助成を受けて現地の病院や医療施設でアルコール手指消毒剤の有効性を確認する実証試験を実施しています。(2012~2013)

現在までの調査で、従来の手洗いのための水の供給が途絶えた時もアルコール消毒が有用であったことや、劇的に医療感染が少なくなったこと、特に乳幼児や妊産婦を医療感染から守ることができたなどがわかってきました。
しかし、ニーズはあるものの輸入に頼るアルコール手指消毒剤は高価であり、購入が難しいため、2011年5月に「現地法人サラヤ・イースト・アフリカ(SEA)」を開設。地元の原料を調達し、現地ウガンダでアルコール手指消毒剤を製造することで、現地雇用を創出し、継続的に低価格で提供することを構想し、事業に取り掛かっています。

そこでこの度、この事業活動を日本の皆さまにご報告するために「病院で手の消毒100%プロジェクト」と銘打ち、ユニセフ支援する「100万人の手洗いプロジェクト」と姉妹WEBサイトとして公開しました。
WEBサイトでは、最新レポートや視察ムービーをはじめ、プロジェクトの進歩状況をお伝えしていきます。

サラヤ病院で手の消毒100%プロジェクト
サラヤ100万人の手洗いプロジェクト


※各ニュースリリースの情報は発表当時のもので、現状と異なっているものもあります。