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ニュースリリース

1月20日(金)に発生いたしました弊社大阪工場での中性洗剤漏洩事故について第4報のご報告をさせていただきます。

1月30日(月)の第3報におきまして、環境への影響については、「生分解性データ」でご説明申し上げました。また現場での観測調査につきましてご説明申し上げました。多くの洗剤が流れ込み滞留しておりました地区排水路での回収の状況と、事故後3日目(22日(日))までには完全に漏洩した中性洗剤濃度は検出限界以下となり平常に回復いたしましたことをご報告し、また、大和川本流での、今回事故による影響に関しましては、所管官庁の国土交通省 近畿地方整備局 大和川河川事務所の方で、継続監視いただき、大和川の水質監視データが発表されております。そのデータによりましても事故直後20日(金)は、若干高いCODを示しましたが翌日21日(土)には、その値は平常値に近い値まで回復いたしておることをご報告し、更に弊社独自に、大和川河川事務所が監視しておられない「大和川河口」域の水質検査を弊社が上流で中性洗剤の漏洩事故を起こしました当日の夕方から、実施させていただきほとんど環境に影響がない状態であることをご報告しました。

その後、継続して定期的に大和川河口域で水質調査を実施しました結果を「第4報添付資料-1」に提示しております。今回の洗剤漏洩における環境への影響はない状態であることを重ねてご報告させていただきます。
また第3報でお知らせしました弊社「ヤシノミ洗剤」の生分解性データは14日間で70%、の分解率を示していましたが、14日目以降の生分解性のデータが採取されていなかった為、今回それ以降の生分解性の試験を行いました。 「第4報添付資料-2」。

本試験結果では、20日目で90%の生分解率に達しました、以降はそれ以上の生分解に要する酸素吸収はなく、飽和酸素吸収の領域に到達したことが分かります。 試験の方法上このレベルの分解率で飽和酸素吸収まで到達すれば、試験試料(今回はヤシノミ洗剤)は100%の「生分解性」を示すと解釈されます。
 以上の結果を踏まえまして本漏洩事故による環境への影響はない状態にあると思料します。

 関係各位皆様方には、多大のご迷惑をおかけいたしましたことを重ねて深くお詫び申し上げます。今後このような事態を二度と引き起こすことのないよう再発防止につとめてまいります。弊社として真摯に受け止め更に一層の精進をしていく所存でございます。


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添付資料-1(44.9 KB)

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添付資料-2(101.6 KB)


※各ニュースリリースの情報は発表当時のもので、現状と異なっているものもあります。