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ニュースリリース

サラヤ株式会社(本社:大阪/代表取締役社長:更家悠介)は、新型コロナウイルスのワクチンを共同調達・供給する国際的な枠組み「COVAXファシリティ」に賛同し、アフリカ・ウガンダの衛生習慣普及を目的としたユニセフ支援プロジェクト「SARAYA 100万人の手洗いプロジェクト」支援金のうち緊急支援として10万米ドルを、COVAXファシリティを主導するユニセフがウガンダ国内において実施する新型コロナウイルスワクチンのコールドチェーン(低温輸送網)や接種体制の整備等に提供することをお知らせいたします。


サラヤの原点である"手洗い"が未だ十分にできない国の一つである東アフリカ・ウガンダ共和国への支援を目的とする「SARAYA 100万人の手洗いプロジェクト」は、サラヤの本プロジェクト対象衛生商品の売上1%(メーカー出荷額)を公益財団法人日本ユニセフ協会に寄付し、ユニセフがウガンダで展開する手洗い普及プログラムに活用されています。


しかしながら、現在世界各地で新型コロナウイルスワクチン接種が進められていますが、特に中・低所得国の多くではワクチンの調達、輸送などの接種までの過程においてあらゆる課題が生じています。例えば、ワクチンの輸送、保管にあたり低温管理が必要となりますが、安定した電力供給が難しい地域ではワクチンを冷蔵・冷凍させる設備を稼働させることは容易ではなく、また低温輸送網の整備も必要不可欠です。


特に医療従事者へのワクチン接種が滞ることにより、命を奪う病気の治療や産前・産後ケア、新生児への保健サービスなどにも支障をきたします。「100万人の手洗いプロジェクト」は石けんを使った正しい手洗いの啓発によって予防可能な病気を防ぎ、ウガンダの子どもたちの命を守ることを目指していますが、新型コロナウイルス感染症の影響によって、治療可能な他の病気で命が奪われることは看過できない事態であり、早急な対応が必要となります。


そこで今回、緊急支援として「100万人の手洗いプロジェクト」支援金のうち10万米ドルを「COVAXファシリティ」におけるユニセフの活動資金として充て、ユニセフ・ウガンダ事務所が実施するウガンダ国内のワクチン接種に関するコールドチェーンや接種体制の整備、個人防護具、手指衛生用品の購入、接種に関する正しい情報の普及等に使用される予定です。


「COVAXファシリティ」について


「COVAXファシリティ」は、GAVIアライアンス、感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)、WHO(世界保健機関)が共同で主導し新型コロナウイルス感染症のワクチンを複数国で共同確保し、公平に分配するための国際的な枠組みです。この枠組みの中で、ユニセフ(国連児童基金)はワクチンの調達・供給に向けた取り組みにおいて主導的な役割を果たしています。


2021年末までに20億回分の新型コロナウイルス感染症ワクチンを、「COVAXファシリティ」に参加するすべての国(現在190カ国)の人々に公平に届けることを目指しています。そのためユニセフは、ワクチンの調達のみならず、ワクチン接種に欠かせない注射器、個人防護具(PPE)など関連資材の確保と備蓄、都市部だけでなく地方にも迅速にワクチンを届けるために必要な「コールドチェーン」の整備などの支援を行っています。

出典:公益財団法人 日本ユニセフ協会ホームページ「COVAX」

SARAYA 100万人の手洗いプロジェクト


※各ニュースリリースの情報は発表当時のもので、現状と異なっているものもあります。