MENU

ニュースリリース

サラヤ株式会社(本社:大阪/代表取締役社長:更家悠介)は、動脈硬化早期発見、予防に繋がるFMD測定を行う「血管内皮機能測定 サポートシステム」を2009年9月1日に発売しますことをお知らせいたします。


現在、多くの生活習慣病が問題視されていますが、中でも動脈硬化は日本人の約3人に1人の死亡原因と言われています。当社はこれまで、「衛生・環境・健康」の分野で「予防」に注力して参りました。今回、「血管の状態を早期に知ること」が「動脈硬化予防」に繋がると考え、血管の内皮機能を簡単で身近に正しく評価するシステムを開発しました。

血管内皮機能の測定方法は、FMD(血流依存性血管拡張反応)測定が有効であることは知られていましたが、測定時間・測定方法の不安定など、多くの課題がありました。

そこで、安定的な測定と測定時間の短縮ができる測定サポート器具を開発。あわせて計測データを送信するだけでFMD測定結果が確認できるFMD情報センターの開設をします。

これらサポートシステムにより、動脈硬化の早期発見、予防に活用いただけるだけでなく、治療効果の判断の目安にもご活用いただけます。

尚、サポートシステムに関する発表会を2009年8月7日に、大阪中之島リーガロイヤルホテルにて開催致します。ご参加いただける場合はご一報下さいませ。



【FMD測定】とは、Flow-Mediated Dilatation:血流依存性血管拡張反応の略で、血管の内皮機能を非侵襲的に測定する方法です。超音波診断装置を用いて次のように測定します。
安静時の上腕動脈の血管径を測定する。
上腕または前腕部を5分間駆血する。
駆血解除後、最大拡張期の血管径を再度測定する。
(1)と(3)の血管径を比較し、血管の拡張率を%FMDとして表す。


<特徴>


血管の柔らかさを数値化することによって、早い段階で動脈硬化の傾向がわかる。

FMD測定の専門サイト「サラヤFMD情報センター」


※各ニュースリリースの情報は発表当時のもので、現状と異なっているものもあります。